新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します) Right Here Waiting / Repeat Offender / RICHARD MARX →YouTubeで試聴 何よりもまずデビュー3年目の1989年6月、早くも通算8thシングルにして3つ目の全米№1ヒットという快挙に驚きましたね。後に姉さん女房となる女優・CYNTHIA RHODESと交際中だった当時のラヴレターに曲を付けたとのことで、内容についてはお察しください。音像はセンチメンタルなピアノが印象的なスローバラードで、ありがちながらも普遍的なメロディでまとめられています。さて!付け加えると3つ目にして最後の№1ヒットで'90年以降MARXは失速してしまうんですね。こういう魅力ある素敵な曲で彼がピークを迎え、同時にバブルのピークだった我らが日本のあの時代を考え合わせてしみじみ哀愁。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-07-13 08:36:41)Sexy Eyes / Sometimes You Win / DR. HOOK →YouTubeで試聴 1980年1月リリース、全米5位まで上がった22ndシングル。かつての泥臭いカントリーロックはどこへやら、2・3年来引き続きのディスコ+(日本で言う)AOR路線で、セクシーとは言ってもエロくはなく普通に男女の出会いを描いています。8thとなる表題アルバム"愛はいつも涙"収録の"Better Love Next Time (愛がいっぱい)"に続くシングルでした。邦題を見ても都会的お洒落路線どっぷりですね。ドクター・フック(&ザ・メディスン・ショー)、掘り下げる価値のあるバンドです。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-07-12 01:59:28)When You're in Love With a Beautiful Woman / Pleasure & Pain / DR. HOOK →YouTubeで試聴 邦題を"すてきな娘に出会ったら"と称するこの曲こそリアルタイムで"出会った"ドクター・フックの曲です。1979年4月リリース、全米6位まで上がった実に20thシングルでした。それ以前にDR. HOOK AND THE MEDICINE SHOWという名前だけ覚えがあった私にとっては"あ、やっぱり同一バンドか"な再会。そして同時に初めて聴いた"Sylvia's Mother"とのギャップに驚き、同じバンドでもこう時代に応じてディスコに変貌するのなと妙に納得したものです。"きれいな娘と恋に落ちたら色々と大変さ"という内容ながらもコミカルなのがイイんですよ。今思い返せば若かりし頃って恋愛でも何でも深刻に考え過ぎてたもんですね。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-07-11 01:43:26)Sylvia’s Mother / Dr. Hook / DR. HOOK →YouTubeで試聴 掠れ気味のハスキーヴォイスで歌われるカントリーロック調哀愁バラードは、DR. HOOK & THE MEDICINE SHOW名義で1972年3月にリリース、同年5月には表題1stアルバムの1曲目に収録された2ndシングル。とはいえ無名の1st"Last Morning"を差し置いて実質デビュー曲であり、いきなり全米5位をマークした初期の有名曲でもあります。シルビアの母親が彼女をなかなか電話に出させないというやきもきした内容の歌。兄の旺文社"百万人の英語"テキストを見てタイトルだけは早くに知るも実際に聴いたのはだいぶ後、"When You're in Love with a Beautiful Woman"のヒットで返り咲いた頃という完全後追いです。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-07-10 01:15:42)To Love You More / The Colour of My Love / Celine Dion →YouTubeで試聴 日本人としては"My Heart Will Go On"よりも印象に残る名曲かと思いますので挙げておきます。TVドラマ"恋人よ"の主題歌用にDAVID FOSTERがドラマのストーリーを読みJUNIOR MILESと共作、ドラマの放映に合わせて1995年10月にシングルリリース。また2年前に既出のアルバム"ラヴ・ストーリーズ"に追加収録のうえ日本のみ"スペシャル・エディション"として再発されました。お聴きの通りの曲ですので多くは語りません。それにしてももうそんな前になるとは、西ニッポンと東二ホンそれぞれでどえりゃーことが起きた年です。
https://www.youtube.com/watch?v=qEea7_IwnGM MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-06-14 02:34:36)BOZ SCAGGS 私も最初間違ってコメントした"Boz Scaggs収録のWe're All Alone(?)"の方でちょっと気になるギターコードについての遣り取りが見られましたので、下手の横好きながらもギターを弾く私が文字通り横から失礼。 まず"デミニッシュコード!この曲を凡百のバラードと分けたのはひとえにこれ"というコメントがありそれに対し"正しくはディミニッシュコード。そしてこの曲ではそのコードは使っていない"旨の反論がされています。"コード表など見なくても耳で分かる"この方には釈迦に説法でしょうからあくまで参考として挙げておきます。 基本スリーコードはG・C・Dの曲ですね、マイナーはEm・Am・Bm。問題の箇所は歌詞で言うと"on the shore""through the caves""lovers too"そしてサビの"let it all"です。今はコード表もネットで拾えて便利
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-04-12 10:45:48)We're All Alone / Silk Degrees / BOZ SCAGGS →YouTubeで試聴 大ブレイクとなった1976年初頭のソロ7thアルバムラストに収録されるもシングルとしては"Lido Shuffle"などのB面曲に留まりました。つまりボズのオリジナルは元々大ヒットシングルではなく後にリカットされたものです。同年夏FRANKIE VALLI、翌'77年夏にはRITA COOLIDGEによるカバーがリリース、特にリタ・クーリッジの方は全米7位まで上がり一躍名が知れることに。さてその邦題は"二人だけ"が正解。個人的にはリタのヴァージョンが好きですが、"みんな一人ぼっち"なる誤った邦題でした。今はいずれも原題そのままで呼んでいるようです。 さて多くの方がアルバム"Boz Scaggs"に登録された方にコメントされていますね。移動してあげたいけど権限を失い不可能で実に歯痒いこと。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-04-12 08:50:33)Can't Turn It Off / Everybody's Crazy / MICHAEL BOLTON →YouTubeで試聴 マーク・マンゴールドが煌びやかに奏でるKeyのイントロだけで掴みはOK。 マイケル・ボルトンのエモいVoと哀愁のメロディを乗せて 力強く跳ねる曲調にはHRのエッジも効いていて こりゃ確かにアルバムのハイライト・ナンバーに推したくなるカッコ良さ。
火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-13 23:46:03)Everybody's Crazy / MICHAEL BOLTON マイケル・ボルトンがニール・カーノンを共同プロデューサーに迎えてレコーディングを行い、'85年に発表した2枚目のソロ・アルバム(ボロティン時代も含めると4作目)。 当時のレコード会社が付けた《ひとりメタル》なるキャッチコピーや、邦題『クレイジー・ガイ』等からは若気の至り感が漂ってきますし、ヒット・シングルに恵まれなかったどころか、ビルボード・チャートにランクインすることすら叶わなかったコケ具合も手伝ってか、彼のカタログの中にあってほぼ黙殺に近い扱いを受けがちな不遇っぷりではありますが、例えセールス的に失敗しようとも、それと内容の素晴らしさとは無関係。煌びやかなシンセ、哀愁のメロディ、キャッチーなコーラス・ワーク、分厚いハーモニーをふんだんに纏ったメロハー・サウンドは、「これをなかったことにするなんて勿体なさ過ぎる!」と握り拳振り上げたくなる、同時期のJOURNEYを彷彿とさせる充実
火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-12 23:54:33)MacArthur Park / A Tramp Shining / RICHARD HARRIS →YouTubeで試聴 リチャード・ハリスの暖かみに溢れた歌声と、哀愁に満ちたメロディ、 7分の長尺をまるで感じさせないドラマティックな曲展開(中盤の テンポアップするパートは毎度胸躍ります)が、元祖プログレッシブ・ロック的な 感動も呼び起こす不朽の名曲。様々なアーティストによってカヴァーされてきましたが やはりこのバージョンは実家のような安心感をもたらしてくれますよ。
火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-12 00:34:03)A Tramp Shining / RICHARD HARRIS 故リチャード・ハリスの代表作といったら『ハリー・ポッター』シリーズじゃなくて、まず『ワイルド・ギース』であり、あるいは『殺し屋ハリー/華麗なる挑戦』や『ジャガーノート』でしょ!と飲み屋でクダ巻いては鬱陶しがられる今日この頃。70年代英国製アクション映画の顔でもあった御大はシンガーとしての活躍でも知られており、本作はジミー・ウェッブ&レッキング・クルーの全面協力を得て制作、'68年に発表した1stアルバムとなります。 基本は、ビッグ・バンドを従えたリチャード・ハリスが朗々と歌い上げる殆どフランク・シナトラの世界みたいなボーカル・アルバムなのですが、本作を今もって特別な作品足らしめているのが英米において大ヒットを記録、後に様々なアーティストによってカヴァーされることとなる名曲“MACARTHUR PARK”の存在。クラシカルなチェンバロや、シンフォニックなアレンジを施してドラマティック
火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-11 01:49:30)Lifeline / True / SPANDAU BALLET →YouTubeで試聴 コーラスの耳障りがいい♪ 名曲ではないが、いい曲です。
HIGASHI ★★ (2025-02-02 11:58:25)Straight Up / BADFINGER 1971年12月米国で、翌'72年2月母国英国でリリースとなったBADFINGER名義では3rd、IVEYS時代から通算して4thとなるオリジナルアルバムです。USチャート最高位は前作より落としたものの31位と十分ヒット。プロデュースは途中降板のGEOFF EMERICK、GEORGE HARRISON、相性の悪いTODD RUNDGRENとコロコロ変わって最終的に5.~7.・9.がGEORGE、1.~4.・8.・10.~12.がTODD、2010年再発盤における前作"No Dice"の1992年盤で初出の"I'll Be the One"を含む未発表曲4曲がGEOFFプロデュースでレコーディングされたとのこと。私にとって初BADFINGERが"Know One Knows"で次が"Day after Day"なので本作も早くに聴いてたかと思いきや、手許にあるのは1993年再発盤。つまり
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-02-02 09:26:19)Sing for the Song / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 ぶっちゃけ"Money"なんぞよりこっちを採用して欲しかった、本作の未発表曲4曲目。2010年盤のラスト18.に収録されたTOM EVANSによるアンセムです。個人的にMyPageでタイトルにmusic、sing、songの付く曲を時系列順に羅列してありますが、当時から正式に発表されていれば間違いなくそのリストに入っていたでしょう。そんな私が認めるジャンル不問の名曲です。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-30 01:59:36)No Good at All / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 2010年再発盤トラック17.に収録のコンパクトなTOM EVANS作品。音像は同時期のT. REXで歌詞は翌年のLOGGINS AND MESSINA"Your Mama Don't Dance"に通じるものがありますが当時は未発表ですから偶然でしょう。全然"no good"じゃなくてこういう楽しい曲は問答無用で"いいね"ですよ。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-29 01:30:01)Baby, Please / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 2010年再発盤のトラック16.に収録されたもう一つのメンバー4人名義によるゴキゲンなパワーポップになります。"Name of the Game"をシャッフル調ハードポップに変えたみたいな使い回し感はありますが、歌詞はbawdy clawdyなんて卑俗なワードも入った全く別物。全体にコミカルな雰囲気でこれまた技術的に可能なら本編に入れて欲しかった1曲です。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-28 01:10:15)I'll Be the One / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 初出は前作"No Dice"の1992年再発盤で本作でも2010年再発盤のトラック13.に収録されたメンバー4人のクレジットになるボーナストラック。ヴォーカルのハモりが微笑ましい、とても穏やかポップなラヴソングです。Number oneかonly oneかそれともone of themか、どう解釈するか或いは自身がどれになれるかはあなた次第。こういう雰囲気の良い曲が本編から落とされたのが不思議ですよ。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-25 08:59:15)It's Over / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 本作ではイマイチ突出した曲が無かったTOM EVANSがラストに名バラードを演ってくれました。歌詞は大仕事を成し遂げ任務を果たして満足のうちに去っていく内容で、別に彼がバンドを去る訳ではありませんが他はまさにこの曲のトム自身ですね。大袈裟なまでにコーラスが入ったアレンジがスケールを感じさせます。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-24 08:22:49)Perfection / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 PETE HAM作のアコースティカルなミディアムスローナンバーです。"No Matter What"や"Baby Blue"に共通するピートらしい安心・安定のメロディに、歌詞は実直な愛と平和祈願の歌となっています。"争うな、傷付けるな、話せばわかる"といったところでしょうか、そういう"完璧な"問題解決がなかなか出来ないのが人間なのですが…。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-23 08:33:15)Sometimes / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 も一つ完成度の高いJOEY MOLLAND単独作のパワーポップなロックンロール。一聴してわかる通り兄貴分のBEATLESに寄せた作風でJOEYの歌唱もPAULみたいに聞こえますね。或いはアメリカに飛んでMONKEESのデビュー曲にも? 歌詞は悲しみや苦痛は明日には消えるさといったポジティヴなものです。PETEやTOMにはないセンスで音楽の幅を広げています。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-22 01:41:26)Sweet Tuesday Morning / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 美メロが印象に残るJOEY作のアコースティックな名曲。動画ではTOMそれにPETEまでアコギを弾いていて完全にフォークロックですね。イケメンのJOEYは絵になりますなぁ。歌詞も一見ただのラヴソングのようで実は?な感じです。UK盤と日本盤シングル"Day after Day"のB面曲-US盤では"Suitcase"-でした。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-21 08:32:18)Suitcase / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 ライヴツアーで多忙な様子を歌ったと思われるJOEY MOLLAND作のミディアムスローなロックンロール。韻を踏んだ歌詞とブルージーなメロディが癖になりますね。本人にとっても大切な曲なのでしょう、2020年には米ギタリストSONNY LANDRETHをフィーチャーした新ヴァージョンが出ているというからこちらもいずれ。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-17 08:03:11)I'd Die Babe / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 TOMとの共作を含めて本作では5曲を作曲しているJOEY MOLLANDの単独作になる、哀愁キャッチーなアダルト指向のパワーポップです。弾き過ぎず控え目なギターが切ないですね。ちょいちょい出てくる暗示的なタイトルですが、この時点では想像だにできなかった筈ですから普通に解釈しましょう。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-01-16 07:52:54)Flying / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 TOMとJOEYの共作になる短いナンバー。アルバムタイトルの"straight up"な飛躍ではなく浮遊するようにサイケデリックな曲調は本作の1.~4.8.10.~12.をプロデュースしたTODD RUNDGRENの趣味でしょうか。こういう曲の存在がアルバム内でメリハリをつけています。シングル"Baby Blue"のB面曲でもありました。
MK-OVERDRIVE ★★ (2025-01-15 02:27:46)Money / Straight Up / BADFINGER →YouTubeで試聴 TOM EVANSの作品でヴォーカルもTOMが担当。タイトルからお察しの通りその後バンドが巻き込まれるトラブルを暗示するような歌詞となっています。PETEの一件もTOMが実情を教えたのが直接の引き金でした。恐らく当時から感付いていたからこそ生々しい現実を歌った曲が出来たのでしょう。
MK-OVERDRIVE ★★ (2025-01-14 02:03:24) MyPage