この曲を聴け! 

Unleash the Fury / YNGWIE MALMSTEEN
ぼんばー ★★ (2005-02-22 23:54:00)
名盤!
ごまかしが一切ない。
ええ、音は悪いっすよ、確かに。でもこれはイングヴェイがちゃんと作曲したいいアルバムです!
曲数は多いが3分台の曲連発なのでコンパクトな印象。「アタック」よりよっぽど短い。(あれも好きですが。)
イメージとしては疾走し、実験するフェイシング・ジ・アニマル。
なんだろ?歌メロ弱いっていう評判は。非常に練られてますよ。
まずイングヴェイらしい名曲は、#16のロシアンルーレットを筆頭に、#2のレボリューション、#5のクラウン・オブ・ソーンズ、#14のエグザイル。これらは歌メロいいです。雑誌の批評にまどわされず御自分で判断を。
そしてリフで攻める曲は#1のロックド・アンド・ローデッド、#3のクラッキング・ザ・ウィップ、#15のザ・ハント。普通にメタルなリフでかっこいい。ギタリストなら弾きたくなるようなリフです。
そして新機軸、#6のザ・ボギーマンに#9のチェロキー・ウォリアー。この2曲は素晴らしい!!とくにザ・ボギーマンは末永く愛されそう。いい歌メロにかっこいいヘヴィなリフ。このアルバムNo.1はこれでしょう。
チェロキー~はイングヴェイが歌ってますが、いつものようなジミヘンタイプと称される感じの曲ではなく、昔のパープルのようなかっこよさがあり、これはこれで勝負出来ちゃうような曲です。
タイトルロールのアンリーシュ・ザ・フューリーもハーモニーが練られてて良いです。
インストも(バッハ多しですが)今回は優秀です。
冷や汗かいたのは#11のレット・ザ・グッド・タイムス・ロール。
War To End~を思い起こさせるインスピレーションを感じてないのに作ってしまった的な曲です。
ギタープレイは荒いかな、全体的に。
とにかく#6と#16を聴いてみて下さい。
僕は推しますよ、これ。
聴き込んだらもう一回このコーナーに書き込みします。
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