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Nice N' Dirty
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1. 失恋船長 ★★★ (2025-10-28 00:55:13)

NWOBHMの波に乗りデビューを果たした中堅メンバー、NUTZ時代のポップフィーリングもうまく取り込みつつも哀愁の英国ハードサウンドを前面に押し出し、前作ではギターも前目だが今作はヴォーカルに比重を置き、楽曲もコンパクトにまとめた。
厳つさは減退したが、コンパクトながらドラマティックな展開には、ポッと出の新人では魅せられない奥行きのあるシンプルメロディックロックを披露。タイトなリズムもシンプルになったかこそ誤魔化しが聴きません、ギターチームは少し物足りないでしょうが、ヴォーカルオリエンテッドな作風になったが故の不満なので、そこは、まぁそれとして楽しんでください。

足早に駆け抜けたムーブメント、次の主戦場は英国ではなくアメリカだ、そういう米国市場も睨んだメロディック路線、このバンドのバックボーンを考えると、間抜けな結果になるわけがありません。上手いこと聞かせてくれます。軟弱なポップロックに陥ることのないアレンジとサウンドメイク、絶妙なタイム感と整合性、完成度の高さを物語っています。

前作で魅せた男前なハードサウンド、そのガッツ溢れるロックに魅了されたマニアには少々食い足りない面はあれど、メロディと楽曲を重視した作風も、彼らの真骨頂、前作にもそういうナンバーはありましたからね。
まぁ次のアルバムでは、更に大胆に音楽性を変遷させる彼ら、今作が1983年リリースという時期が最大のポイントでしょうね。元気いっぱいの快活なハードサウンド、どこか根暗なのは英国流儀だからでしょう。
アメリカのバンドはもっとカラッとしてるもんねぇ。根っこに湿り気があるのよねぇ、



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