のりのいい曲でもどこかに哀愁を感じさせるところがTNTのすきなところです。

この曲、結構感動したんだけどな～。
もっとTNTの曲の中でも評価されてもいいと思うヨ。

曲自体も好きだが、ギターソロの素晴らしさにつきます。
結構高度なテクニックを使っているが、凄くモロディアスで、曲を引き立たせている。これぞ"ギターソロ"と言った感じ。
ロニー・ル・テクロは、リフもソロもうまい!

発売当時PVを見ていっぺんにやられました。
聴きやすいメロディの中に切り込むマシンガンギター、
そしてどこまでも美しいハイトーンボーカル。
…って周りのロック好きに告げたら集中攻撃。
「あんなポップじみた曲ロックちゃうわい」
「ギターただの早弾きやがな」
「女みたいな金きりボーカルやんけ」
そして異口同音に、
「お前なんかロック聴く資格ないわ。エクソダス聴け!(笑)」と一蹴…
そんな彼らは今、ロックなんか聴いてる余裕ないそうです。
奇しくも私は映像屋。TVも作ればPVも撮る…。
そんな解雇主義の私が今聴いても、胸が熱くなる完璧な名曲です。
だって、10,000Loversだよ?「一万人の恋人たち」だっせ!?
年末の第九もびっくりやっちゅーねん。

ロニーの小刻みなリフが心地よいです。

アルバム1曲目はまぁ正直どうでもよくて、この2曲目から本編が始まるとでも言いましょうか...とにかく曲が泣いてるうえに、ヴォーカルがよく泣いてるんです。

この曲こそまさにTNT。もうイントロでヤラれたって感じ。ヘヴィなギターリフがざっくざっくいって、シャッフルビート炸裂。そこに軽快でシンプルなベースとドラムがハネる。実はこのリズム隊が重要。ヘヴィなギターリフに対して、リズム隊のノリがヘヴィでなく、曲がキャッチーなこのアンマッチ感がTNTたるゆえん。ドラムが少し前ノリなのが良かったのに、YOUTUBEで現ドラマーでのこの曲のライブ見たらノリがジャストに近くてイマイチだった。ギターリフだけで曲をキメてしまう名曲。ギターやっててよかった…。

ちゃんと聴けばいちまんらばーずって読まないようになります